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絵の具を使って  以上児

ジリジリ日差しが照りつける中、小川やタライにためた水、ホースのシャワーなどで水に触れたり、テントの下で涼んだりしながら過ごしている子どもたちです。

5歳児の男の子が「石に色をぬりたい」と言ってきたので「たんぽぽにいる先生に絵の具とパレットと筆と筆を洗う黄色いバケツ下さいって言っておいで」と頼むと、ちゃんと4つ持ってきてくれました。

筆も一本ではなくて数本持って来てくれたので、「やりたい」と言って集まってきた他のお友だちにも貸すことができました。石に塗っている様子を見て「僕も、私もこれに塗る!」と落ちているいろいろな大きさ、形の石を持ってきました。砂がついていると「洗ってこんと汚いばい」とお友だち同士で伝え合っている姿がありました。石の形を見ながら「これ、いちごにしよ~」「あ、にじいろにしよ!」と想像力を働かせながら、集まってきた一人ひとりが夢中になって色をつけていっていました。

完成品がこちら★左側にある黄緑と赤で塗られた石がいちご、その横がにじいろの石です。他にもたくさんの石がきれいな色に変身していました。黒の画用紙の上に置くことで石に塗った模様がはっきりと見え、子どもたちも「〇〇みたい」「あれに似てない?」と会話が弾んでいましたよ。

その後、、、3歳児の男の子が筆を洗う黄色いバケツにたまった色水を見て「その水がほしい」と言ってきたので、容器に移してあげました。その子が持ってきた容器の口部分にはじょうごが入れてあったので、使い方を知ってるんだな~と感心して「使い方知ってるんやね!」と聞いたら、別の5歳児のお友だちが使い方を教えてくれたそうです。そのじょうご経由で色水を容器に移してあげると、歩いて砂場へ。なにをするのかな~とみていると、じょうごを外し、ホースを入れ、ひっくり返し、ホースを伝って樋を流れる色水の様子をじーっと見つめ、それが楽しくて何回も繰り返している姿がありました。

道具が増えたり、周りの人たちの声掛けがあることで、子どもたちの遊びは無限に広がっています!