新しい室内環境で  ひよこ・すみれ

先日発表会を終え、室内環境を変えました。以前の運動コーナーは発表会の踊りをみんなで自由に踊ることができるように広く取り、何も置いていなかったのですが、マットを使って丘(滑り台)を作りました。

子どもたちは、大きな滑り台に驚いた表情をした後、早速登って嬉しそうに遊び始めていました。

段差を登り、そのまま立って勢いよく下るのを楽しむ子どもや、横になりゴロゴロと転がって遊ぶ子どもなど、新しくできた滑り台に対しての関わり方は様々でした。ひよこさんも、ゆっくり段差を登ってハイハイで下ったり、マットの上を行ったり来たりして遊んでいました。音楽を流すと発表会の名残からか、ステージのようにして立ちノリノリで踊る姿も見られました。♪

ロフトは今まで踏み台があったのですが、すみれ組の子ども達は次々に上る事ができるようになり、次のステップで思い切って踏み台を外してみました。「ないね」と困り顔の子ども達でしたが、それでもどうにかして登ろうと柱をつかんだりして必死にチャレンジしていました。ロフトの上にはすみれ組の子どもたちがじっくりと遊ぶことができるように積み木や車を置いています。これから子ども達がどのように挑戦するのかどんな葛藤があるのか楽しみです。

他にも、ひっそり遊び込めるように小さなスペースを作ると、玩具を拾っては集合してを繰り返す男の子4人組の姿も。なんだかかわいいですよね。

おままごとコーナーでは自分の使いたいものを持ってきて遊びを始める姿も。今後も室内の様々なコーナーで子ども達が安心してじっくりと遊びこむことができる楽しい環境を考えていきたいと思います。

 ある日の夕方、水分補給の時間です。その前まで赤ちゃん人形をおんぶ紐でおんぶしていたEくんが水分補給の為、食事コーナーの椅子に座りに来ました。赤ちゃんも一緒に座って水分補給をさせたいのですが一つの椅子に一緒に座ることができません。赤ちゃんを先に座らせてみたり、Eくんが端っこに座ってみたり何度も立ったり座ったりして試行錯誤しています。

困っているEくんに「隣の椅子に座らせる?」と声を掛けると、「お」という表情をして一番近い空いている椅子に赤ちゃんを座らせることができました。ようやくお茶ももらいEくんの水分補給!と思いきや、まず赤ちゃんにコップを近づけて飲ませていました。

Eくんの水分補給も終えると再び赤ちゃんを連れて、きちんとお片付けへ!そのあとは満足そうにしながら、再び遊びへ向かっていました。どこまでも赤ちゃん思いでしっかり者のE君でほっこりしました。遊びと遊びの間にある水分補給の時間も子どもの遊びの延長を大切に見守っていきたいと思います。