もも組さんの初めてのクッキングはポップコーン作りになりました。
なぜなのかというと…
8月にあったふれあい盆踊り。その日のおやつはポップコーンとポテト。その2種類のうちどちらを食べるのかを一週間前に子どもたちが選び、決めたものです。
2歳児の一週間前というのは、忘れている子どももいるかもと思って見ていましたが、皆自分が選んだおやつを手にしていました。しかし、1週間目にポテトを選んでいたHちゃんが「わたし、ポップコーンだった!」「ぜったいぜったい」ポップコーンだった」と泣いて、地団駄踏んで、怒って…と表現豊かに気持ちを表していました(笑)
あまりにも納得せず、周りのお友達も心配そうな顔。
「誰か、一つポップコーンとポテトを交換してくれると、Hちゃん、笑うかも」と声をかけてみました。
Mちゃんが「交換しよう」と言ってくれました。Hちゃんの涙もピタッとやみ、嬉しそうに交換して食べてました。そうなると、まわりのお友達もポテト組とポップコーン組の交換ごっこが始まりました。
そんなエピソードから、今回初めてのクッキングは、思い出のポップコーン作りになりました。
まずはまんまるーむの先生からのお話しです。
何が始まるのとワクワク感が止まりません。
ポップコーンになるとうもろこしと、よく食べるとうもろこしの違いをさわって、確かめてみました。
「固いね」「ちゃいろいね」と気づきがどんどん言葉にでてきます。
バターもみせてもらいました。
いよいよ、フライパンに中にバターを入れ、とうもろこしを投入!
「ジュジュジュ」とバターをととうもろこしが熱くなる音が聞こえると、「何か聞こえてきた」と嬉しそうです。一つパーンとはじける音と様子が見えると、」大歓声。
どんどん、ふくれてきて、パンパンと音に合わせて手でもパンパン。
出来上がったポップコーンを袋に入れて、お塩を入れて『シャカシャカ』と振って味付け。
とってもおいしいポップコーンができあがり。午前中でしたが、おかわりもして、大満足のもも組さんです。
そして、Hちゃんというと、ふれあい盆踊りのおやつのことは印象に残っていたようで、「私、ポップコーンがよかったの。」と言ってました。そして、食べれず残していたので理由を尋ねると、「今日はあんまり食べたくなかった」とのことでした(笑)
2歳児さん、毎日気持ちが変わって当たり前。
自分の気持ちをたくさん表現出来ることは素敵ですね。