日本には昔から続いているな行事がたくさんありますが、園では節句や節分、クリスマスなど子どもたちが身近に感じられる行事については、飾りを室内に飾ったりして、視覚的からも感じられるようにしています。でも、来月7月7日の七夕って、どうだろう…と思いました。
もも組さん、少し早いですが、絵本や紙芝居や先生たちの話を聞いてみました。
短冊の話しを聞いた子どもたち。お願い事のことを「サンタさんがくるよ」と「サンタさんに言うね」と話し始めました。お願い事=クリスマス・サンタさん!(笑)
かわいい発想ですね。
飾り付けという意味では同じなので、飾りを作ってみようということになりました。
子どもたちは遊びの中、生活の中で指先をたくさん使っていろんなことにチャレンジしています。
紐通しやボタン付け、玉さし、パズルが大好きで、子どもたちの指先をよく見ると、5本の指がよくうごいています。
子どもたちの好きなこと、興味のあるものから、吹き流しを作ってみようと思いました。
スズランテープをさくことに挑戦してみました。すずらんテープを横に引っ張手も上手くはさけません。たまたま、気持ちが良いぐらい『スーーーーーー』とさけると、目がきらり✨こつをつかむと、さくのが楽しくて止まりません(笑)反対に上手くさけず、ただ力を入れて引っ張るだけではさけず、どうしたらいいのかすずらんテープをじっと見つめて考えこむ姿も見られました。
子どもたち大好きな水遊び!
たらいに水をはると、玩具と共にバシャン‼とジャンプして飛び込みます。
遊んでいると、帽子洗い・洗濯が始まりました。自分の帽子を脱いでゴシゴシゴシ。とても楽しそうです。そして、干すのも大好きです。洗濯ばさみをつまむのは大変ですが、まずはやりたいという気持ちを尊重しています。
子どもたちが興味を持っている洗濯ごっこから、七夕飾りの織姫・彦星様の衣装をマーブリングで染め.
干すことにしました。
コーヒーフィルターを浮かばせると、ゆっくり染まっていく様子をじっと見つめる子どもたち。少しの時間ですがその間静かでなんともいえない時間(とき)が流れていました。
染まったものを、干して乾かします。洗濯ばさみは思うように開きません。苦戦していましたが誰もやめるとは言いませんでした。好きなことや興味のあるものに対しての熱意というのはこんなふうに生まれ、そしてこんなにも真剣になれるものなんだとあらためて子どもたちの姿から感じることができました。