園庭にあるステージに登りたいTくん。Tくんの大好きなⅠ先生が見守る中、挑戦中です。板と板の隙間に指を入れ、三角穴スペースに片足をかけるも、体が持ち上がりません。悔しくて涙が出てきました。
2歳児、3歳児のお友達が登る姿にヒントが!Tくん、どうやったら登れるのか考えています。
お兄ちゃん達が登っていた場所へ移動したTくん。(ここからなら!)と穴に足を掛けます。もう少しで上半身が上がりそうなのですが、思うように上がらず、涙しながらⅠ先生のもとへ。「頑張ったね!」と気持ちを受け止めてもらい、抱きしめてもらいながら、次こそは!と決意を新たにしたTくんでした。
自分の力で出来る事を考え、諦めずにやり遂げた時の満足感や達成感を味わうことが自立や自信へとつながって欲しいなと思っています。
さて、こちらはお部屋のロフトでの一場面。ロフトに登れるお友達を見て、自分も登りたい!でも登れず悔し涙のAくん。去年も今のもも組さんが同じように悔し涙を流していたことが思い出されました。
「何で先生は見てるだけなの?」「何で手伝ってくれないの?」と訴えて、地団駄を踏む姿が。
ここでもまた、自分で考え、自分でやり遂げる力を身につけて欲しいという思いで、職員は見守っています。
あれから諦めずに何度も挑戦し続けたAくん。壁とロフトの間の隙間に手を入れること、足の平を板の所で保つこと、足を掛けれる少しの段差にも気づき、腕と足の力を使って、ついに登る事が出来ました!
達成感からの笑顔とポーズが決まっています。身近な環境に自ら関わることで、色々な場面での子ども達の主体性につなげていきたいと思います。
ひよこ組さん可愛らしいショットをご紹介!新しいお友達も園生活にすっかり慣れ、笑顔を沢山見せてくれるようになりました。子ども達のお気に入りのテラスではひなたぼっこをしながら、ゆったり、のんびり過ごしています。遊びや生活の中で充実感や満足感を持ち、自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせていけるよう配慮していきたいと思います。