テラスから園庭へ冒険の始まり

はいはいやずりばいでテラスで遊びを楽しんでいるひよこ組のお友達。テラスから園庭で遊んでいるお兄ちゃんお姉ちゃんたちや同じクラスのひよこ・すみれ組のお友達をよく見ています。

滑り台の下からのぞいたり、手で車の玩具を押したり引いたりしていますが目線は園庭です。

保育教諭と一緒に園庭に冒険に行きました。砂場にそっと座らせてあげました。一瞬、冷たくて、顔がくもりますが、徐々に指先でつんつんしたり、周りのおもちゃに興味を示し、手にとろうと体を動かし始めました。目線の先には大きな砂場で大きなスコップで砂を掘っている以上児さんの姿が…

ひよこ組さんの目にはどう映ったのかな(^^♪ 歩けるようになったら、大きなスコップを手に取るのかもしれないですね。楽しみです。

歩行が確立し、園庭で活発に体を動かし、自分の好きな遊びを見つけ楽しんでいるひよこ組のお友達。

仲良く抱き合ってブービーカーを共有しているように見えますね。

しかし、実は『僕が乗ってるよ』『僕がのりたい』を無言で表しています。

周りに保育教諭がいるのですが、何も言わず見守っています。ハンドルを握り力づくでとろうともしていますが、ちらっと、周りの保育教諭をみて、手を放してみたり…と。そのうち、保育教諭がこの2人のかわいい様子に笑顔でいることに気づいた2人はそっと離れていきました。でもお互いに気になるようで、しばらく同じ場所に移動していました。

きっと、2人は『先生が何とかしてくれる』でも先生たち笑ってばっかり。もういいや』と思ったかどうかはわかりませんが、2人がそのあともしばらく時間を共有していたことに、子どもが問題を前にした時の仲間意識というものを垣間見れたような気がしました。

ままごと大好きな子どもたち。園庭のあちこちでお料理ごっこが始まっています。

「お米とぎます」「ごはんはありません。パスタです」「ケーキです」…と。いろんな料理名がとびかっています。調理器具の持ち方も使い方も様になっていますよ。

引っ張る・つまむ・いれると指先を使った遊びに興味を示しています。

同じ玩具ですが、転がす、コップに入れる、混ぜる、落とすと子どもたちそれぞれ発達応じて楽しんでいます。

2月3日は節分の日。

ひよこ・すみれ組さんも節分の雰囲気を味わいました。

子どもたちがなぐり描きをした紙に鬼の絵をかき、壁にはりました。新聞紙をちぎり丸めたものを豆のかわりに「鬼は外!福は内!」と投げました。拾っては丸めて投げと、楽しむことができました。以上児さんが自作のおにのお面をかぶり、入口に現れたときは少しびっくりしていましたが、色彩豊かなお面に興味津々でした。最後は新聞紙のお片付けも上手にしてくれました。節分の雰囲気を少しですが味わうことができました。